【目の雑学】
眼鏡量販店と眼鏡専門店では何が違うのか?
そう思っていらっしゃる方は凄く多いと思います。
正直パッと見ただけでは違いなんか分かりづらいし、安いからといって、掛けた時に頭痛なんかが無ければ、安全に使える眼鏡だと言えると思います。
「ちゃんと見えれば安い眼鏡の方がいいじゃん。」と思うのが、消費者の当たり前の心理だと思います。
じゃあ何がどう違うんでしょうか?
まずはレンズの質です。カメラに詳しい方なら当然に感じられるのですが、高級なレンズとお手頃なレンズでは当然ながら性能の差があります。
レンズを通して見た時の視界の揺れや歪みの少なさだったり、上質なコーティングによってホコリやキズが付きにくかったり、コーティングそのものの寿命も違うのです。しかし、透明なレンズを見てもパッと見でわかりにくいというのが一般のユーザーの本音。
続いての違いは、フレームの質です。曲がりやすさ、折れやすさなどの強度的な事や、軽さ、フィット感も違います。そして高級なフレームは外見もかなり凝った作りになっていたりしますし、フレームの塗装も簡単に剥がれたりはしません。
100円ショップで購入したものも、見た目が「それ」だからついつい安易に購入し、すぐ壊れたり、期待した機能を発揮しなかったりと、見た目のみで選んだ結果が100円を捨てている状態になったりします。。。。でも、100円だからいいや!とこうなります。
眼鏡の使い心地は、フィッティング(掛け心地)が左右します。
専門店だと、当然のようにフィッティングについての細かな知識と技術を持っています。その人の顔にぴったりの調整を見つけ出し、何度も微調整をしながら最高の掛け心地を追及します。
しかし、量販店ではなかなかそこまでは難しいかもしれません。1人の接客時間を短くすることによって低価格を実現させているからです。全国展開でスタッフを増強することによって、経験不足のスタッフを雇わざるを得ない。さらに本来のフレームの掛け心地の低さが合わさるわけですから、なおさらですね。
最後に特に重要な点は、検眼の能力です。
量販店では、少ない検査項目で短時間に検眼を素早く終わらせてしまうところもあります。専門店だと眼科でもなかなかしないような検眼までして、細かくしっかり見てくれる店舗もあります。様々な項目によって細かく検眼がなされるというだけで、見え方や目にかかる負担が大きく違ってくるはずです。
違ったデザインを何本も買えたり、壊れても買い直し易いという意味では、量販店にも良さはあります。でも、ただ見えているだけの眼鏡なんて、サイズの合っていない靴を履くようなものです。購入したときは、合ったような気がして購入しても後々「靴ずれ」が起こったりと、結局「慣れないから使わない」という状況になります。眼鏡を買った方はそういう訳にはいかないので、「無理矢理慣れようとする」これが疲れや肩コリの原因となってしまうのです。
みなさんも掛け心地や、見え方を追求した自分に合った最高の1本を手にされてみてください。
視界だけじゃなく、いい影響を脳に受けて、気持ちもすっきりするかもしれませんよ?
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