【目の雑学】
それが70歳以上では、男性の4人に1人、女性では6人に1人の方が糖尿病にかかっていると言われています。
いつのまにか病状が進行し、気付かないうちに病状が進んでしまうことから、別名『サイレントキラー』とまで呼ばれている糖尿病。特に、肥満体型の方は発症しやすいので、心当たりがある方は注意が必要です。
そんな糖尿病の1番の恐ろしいところは、糖尿病という病気そのものだけはでなく、糖尿病からくる合併症にもなってしまうところにあります。
その中でも、特に目と関わり合いが深い合併症に糖尿病網膜症というのがあります。
緑内障とともに成人してからの失明の大きな原因となっており、とても恐ろしい病気です。
目の構造をざっくりと説明すると、目の表面には角膜、目の奥には網膜という部分がそれぞれあり、カメラで例えるなら角膜という前面のレンズを通った映像が網膜という後面のフィルムに映し出されることで、私たちは”見る”という行為をしています。
糖尿病網膜症は、目の中でも映像を受け取る部分である網膜にある細い血管が、徐々に詰まったり、変形したり、出血を起こすことで、見え方が低下してしまう病気です。
もし、網膜の中でも特に見え方に大きく影響する”黄斑”という部分に病変がおよぶと、急激な視力低下をもたらしたり、病状が進めば網膜剥離を起こすこともあり、最悪の場合失明してしまう可能性だってあります。
現在、病状を回復するにはレーザー治療、手術、注射による薬剤投与などという方法がありますが、進行があまりにも進んでしまうと、元のような視界が戻ってくるという保証はありません。
なので、とにかく早期発見と、早期の対応がカギと言えます。
先ほど、糖尿病は自覚しづらいというお話をしましたが、もし、あなたが糖尿病だった場合、糖尿病が重症になる前に何とかしたいですよね?実は糖尿病には自分でも気付くことが出来るようなちょっとした症状があります。
これを覚えているのといないのとでは、いざというときに違ってくると思いますので、良かったら覚えておいてください。
特に自覚しやすい症状は
といった3つの症状です。
普通に生活していれば、たったこれぐらいで自分は糖尿病だと気づける方は少ないでしょう。
しかし、普段からほんの少し意識してあげるだけで、重篤な疾患からあなたの身を守ることに繋がります。手遅れになる前に自分の変化を感じ取り、まずは”あれ?”と思うことが何より大切な健康法なのかもしれませんね。
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