【目の雑学】
「感情」や「気持ち」という心理的な部分の捉え方もあれば、「脳の働き」という捉え方もあります。
どんな捉え方をしているかは人それぞれですが、どちらにしてもあなたの体調に深く関係するということは、いまや常識的になってきています。”病は気から”という古来中国の漢方医学の考え方にもあるように、”気”が乱れるということは、体にも大きな影響があるようです。
風邪を引いてしまったときは、普段よりどこかマイナス思考になったりすることありませんか?先ほどから言っている『体の不調から起こる”気の乱れ”』なのかもしれません。
視力つまり見え方の不調には、いろいろな状態があります。
と、見え方の不調は目の屈折異常と言われ、近視・遠視・乱視・老眼などが一般的に知られています。
人間の目はよく「カメラの高性能レンズ」に例えられますが、そのレンズに何らかの支障をきたした場合に、撮影した写真に支障をきたすと考えるのがわかりやすいと思います。
最近のカメラはデジタル性能なので、撮影した後の補正で、写真を明るくしたり、色味を変更したりと、写真を加工することが可能です。しかし、いくら近代の高性能カメラでも「ピントがボケた」写真を撮って、後でピントがあうように加工することはできません。なので、カメラもピントを合わせることが非常に重要なのです。
それは、人間にとっても同じです。
脳細胞の8割を占めると言われる「視神経」。目から入ってくる情報に対して、実にさまざまな判断を行っています。
簡単にあげてみても、これだけのことを一瞬で判断しているのです。
やはり、脳の8割を占めていることも納得できます。
そんな視力に支障をきたしている場合、「感情」や「脳」に対してどれだけ多くの影響を及ぼすかを想像することは、簡単なことですよね。
しかし視力というものは、ある日突然「見えずらくなる」ということは珍しく、それは長い月日を重ねて、本人も気づかないうちに状況が変わっているもの。ですから、車の免許更新で通らない瞬間がやってきたりします。
正常に見えている状態から、パッと急に見えにくくなれば気がつきます。ですが、長い時間をかけて変化していったものは、ほとんど人が気づいてなかっり、その状態に慣れてしまっていたりします。
支障をきたしている状態に慣れていますから、過去に正常だった状態も忘れてしまうのです。
はじめにお話したように、体の状態と「こころ」が比例するのであれば、こころのモヤモヤにも慣れてしまっている可能性もあるということになります。
視力に異常をきたした方が、初めてメガネやコンタクトをつけたときに、こんな感想を持ちます。
まさに、この言葉の通りなのかもしれません。
体の不調が治ったとき、世の中が明るくなったように感じる。つらいインフルエンザから回復するときのように、急に襲ってきた頭痛がおさまるように。
さらに、視力に関して言えば「こころ」も「視界」も実際に明るく見えます。
脳の8割を占める視神経。視力つまり「見え方」を正常な状態にもっていくことが、こころのモヤモヤと深く関係していることがお分りいただけたのではないでしょうか。
あなたの体調には、いろいろな事が関係していますが、こころと視力の関係も頭の片隅においておいてくださいね。
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