【目の雑学】
購入したメガネが合わなくて「疲れ」や「頭痛」などを起こしている方がいます。実は、メガネが合わずに生活に支障をきたす原因はいくつもあります。
《メガネが合わない原因》
しかし!そのメガネの疲れの原因を、ユーザー本人が気が付くのは、なかなか難しいのです。
なので、確かな技術を持ったメガネのプロ。つまり優秀な検眼士(視力測定&レンズ度数を決める人)が必要になります。
もし、あなたがメガネを購入し、そのメガネを”掛けていられない”と思ったとき。
購入したメガネ店に行き、その不具合を伝えるでしょう。
そこで返ってくる言葉の第1位が
店員:「慣れてください」
その言葉にあなたは愕然とします。
実はここが、メガネ業界の黒い闇の部分です。
あなたは、視力やレンズ度数に関してほとんど素人の状態でメガネ店に行きます。(お客様だから当然です。)
そこに登場するのが、スーツを着てそれっぽい言葉と検査機器でその大型店の研修だけ受けた未熟な販売員です。
その店員は他業界から転職して、昨日初めてお店に出勤することになった47歳の男性かも知れないのです。
さらに怖いのは、「慣れてください」と言われて素直に帰り、その後そのメガネを無理やり掛けつづけたあなたは、
結果的に慣れてしまいます。。。
それだけ、あなたの脳と眼球はスーパー優秀なのです。合っていないメガネに無理やり合わせることのできるのが人間という生物の性能の良さです。
そうして、メガネユーザーの”慣れ”を頼りに大型量販店化が進んでしまったのが現在の日本です。
安く販売し、多売することばかりを目指して大きくなった大型量販店に”本物の技術”は一部にしか存在しないでしょう。
PDとは、瞳の中心にある瞳孔(さらに黒目の中心)の左右の距離のことです。人によってこの距離は数ミリ単位で違いがあります。
そして、レンズにも焦点ポイントがあり中心に正しい度数が設定してあります。
そのポイントが1mmずれてしまうだけで、レンズの度数は違ってきてしまいます。
そして、メガネを作り上げるときには、メガネフレームの中心にレンズの中心を合わせるのではなく
あなたの顔のPD(瞳孔間距離)に合わせて、製作するのが正しいメガネなのです。
さらに言えば、近くのものを見るときは、その距離も短く変化しています。
この 『レンズの中心』『フレーム』『あなたのPD』が正確な位置で設定されて作られたメガネでなければ、いくら眼科に処方してもらったレンズ度数でも、世界一優秀な検眼士が決定した度数であったとしても、あなたは疲れや頭痛を起こす可能性があるのです。
を目指していく訳ですが、あなたに適したフレームサイズ・レンズ度数・加工処理・フィッティング。この全てが完全にマッチングしないと、心地よいメガネライフを送ることはできないのです。
あとがき—————————————————————————————————————
メガネ店の店員が『慣れてくだい』という言い方をすることが、正しい場合もあります。
・初めての遠近両用(45歳くらいからの挑戦)
・初めてのメガネ
・視力の左右差が大きい場合の育成度数
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