【目の雑学】
日本人は世界でも特に近視人口が多いと言われています。
街を歩いてみても、眼鏡をかけていない人に出会わない日なんて無いですよね。さらにコンタクトレンズの方もいらっしゃるので、実際はもっと多くの方の裸眼視力が悪いということになります。
よくテレビなどで言われているのが、アフリカ系の方は視力が凄く良いという話。2.0なんて朝飯前で、4.0とか5.0とか驚異的な視力を持っている方もいるといいます。
実際にアフリカ系のお父さんを持つプロ野球のオコエ選手は、ずっと日本で生活しているのに視力が2.4だというのを見たことがあります。
何が原因でこのような視力の差が生まれるのでしょうか?
実は、視力がいいのは特にアフリカ系の人だけがというわけではありません。広大な大地で暮らしている方は視力がいいという傾向があるそうです。
例えば、アフリカ大陸から遠く離れたモンゴルの遊牧民の方々にも同じことが言えます。彼らは遊牧で家畜が捕食動物に襲われていないか、逃げ出したりしていないかということを確認するために、常に遠くにいる家畜たちを見張っていないといけません。つまり遠くを見続ける習慣がついているんです。
普段から遠くを見る習慣がついているので、視力がいいのだと考えられます。
なので遺伝的な体のつくりという要素に加え、生まれた環境と、現在の生活習慣が合わさって、現在の視力になっているということです。
反対に、日本のような社会では大人も子供もパソコン、携帯、スマートフォンなどの使用で、眼のピントを近くに合わせることが多いため、逆に遠くにピントを合わせることが難しくなってしまい、結果として、視力の悪い方が多いということが言えると思います。
遺伝や体のつくりはしょうがないとして、生活環境や生活スタイルも変えようと思ってもなかなか変えられるものではありません。今さら携帯は手放せませんし、パソコンを使わないと仕事にならない方も多い。
でももし、それを変えることによって視力が良くなる可能性があるのだとしたら、休憩時間に遠くにある物を真剣に見てみる時間を作ってみてもいいのではと思います。
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