視力と頭痛

多くの頭痛持ちの方が
この方法で頭痛が改善されました!

目=脳。脳への情報は、8割が目から?

頭痛の原因はさまざまですが、ここでは『視力』と『頭痛』の関連性に着目します。 多くの頭痛に関する情報は、”頭痛が起こるメカニズム”や、その対処法としての”ストレッチ・鎮痛剤”などで緩和することをすすめています。 では、その頭痛が起こるメカニズム自体が起こる原因は一体何なのでしょうか。そして、原因の解決はどうすればいいのでしょうか。

目は、もともと脳

目は脳が形成されるときに、脳と同じ組織が分離して前に飛び出してきたものとされています。 目から得た情報が、視神経を伝って脳に行くことで、あなたが見ている映像になっているというわけです。

目と脳は同じ組織

目の疲労=脳の疲労

つまり、目が受ける影響が直接的に脳への影響も与えています。目のストレス・目の緊張・目の疲労、これら全てが脳の状態にとても親密に関わっているのです。そして、これらの影響を受けた脳が『頭痛』となって、あなたの自覚症状になるのです。
また、脳が受けた影響は、神経を通じてさまざまな症状として現れます。 その根本的な目の疲労原因として、以下の視力状態が考えられます。

疲労原因.1 目の酷使

目は、ものを見るときに目の筋肉を使って、水晶体というレンズのようなものを調節してピントを合わせています。遠くを見るときは、筋肉をゆるませ、近くを見るときは筋肉を緊張させます。当然、長時間のパソコンやスマホは目の筋肉をずっと緊張させている状態なのです。

《5m以上が正確に見える状態でのお話》

遠くを見るより、近くを見る時間が圧倒的に多くなった現代人にとって、目の疲れは付きものです。 また、そこからおこる頭痛も現代病と言えるでしょう。

疲労原因.2 ビジョンケアができていない

そもそも近視、遠視、乱視、老眼などで視力に異常をきたしているにもかかわらず放っておく方がいらっしゃいます。そのこと自体に気付いていない方も多くおられるでしょう。なぜなら、あなたの目は圧倒的な高性能レンズカメラみないなものだからです。そのため、ある程度の不具合に無理にでも対応しようとします。この無理な対応こそが疲れの原因となるのです。
その他にも、以下のような理由が考えられます。

不同視=視力の左右差が強い
過矯正=メガネの度数が強すぎる(使用の目的に度数が合っていない)
眼位の異常=目の周りの筋肉に異常がある
※一般的な眼鏡屋さんでは、検査してもらえません。

ビジョンケアができていない

あなたの知らない間にがんばろうとする目を、無理のない状態にすることが大切です。そうすることで、眼精疲労からくる頭痛は圧倒的に改善されます。

疲労原因.3 斜位のことを知らない

斜位=ダブってしまう状態を無理矢理がんばってる

先ほど原因.2でふれた眼位のことですが、それはこのサイトのテーマでもある「斜位」のことです。 斜位のひとは、ズレている目が、本来の位置に外れようとする状態をずっと力を入れて頑張って視線を保とうとしています。なので、疲れてくるとダブって見えたり、そのことで、自律神経負荷がかかり、頭痛などの神経障害が生じてしまうのです。 運が良ければその症状に気づいてくれた専門家(眼科や眼鏡店)が、プリズムレンズの入った眼鏡であなたの目を矯正することになるのですが、日本国内でもこの技術を持っていて、「斜位」のプリズムレンズ処方に取り組むところは数少ないのが現状です。まずは、斜位の疑いがないか簡単にセルフチェックをしてみてください。

斜位セルフチェックへ

斜視・斜位について