【ビジョンケア】
みなさんは『乱視』についてどれぐらいご存知でしょうか?
乱視がある方の見え方でよく言われるのが、月や信号が分身したように2つに見えるなどがあります。
信号が真横に2つ見えていてなんだか違和感があったり、工事現場の信号機の先頭で待つことになったら、あと何秒なのかパッと見ただけじゃ分かりずらい状態です。
みなさんも、もし片目で見た時に月が2つ見えたなら、乱視の可能性が大きいと疑っていいかもしれません。
とはいえ、メガネレンズに乱視が入っていなくても、みなさん多少の乱視はあるのがふつうです。ではなぜ「乱視」というのは、モノが2つに見えるんでしょうか?これから乱視の不思議について簡単にご紹介します。
目の表面には角膜という薄い膜があります。この角膜はレンズの役割を果たしてくれているんですが、レンズといってもまん丸な円形をしているわけではありません。先ほども言ったように、多かれ少なかれ歪んでいる方が多いです。
この歪みが乱視の原因で、歪んでいる角膜が、目に届いた映像の焦点を合わせることが出来ず、ある角度だけがボヤけて見えてしまいます。このときにモノが2つに見えたりするのです。
メガネ屋さんには、「乱視表」というものがあります。角度的な視力調査として用います。
上の図のように「乱視」の症状が無い方にとっては、黒い放射状の線が同じ濃さでみえます。
しかし、乱視の症状がある方は
このように、角度的に視力が弱い部分がでてきます。その見えにくくなっている部分に度数を入れて見えやすくするのが乱視のレンズというわけです。
その「乱視」の症状があったとしても、近視レンズや遠視レンズの処方でうまく処方される場合もありますが、「乱視の必要度数が高い場合」は、そのバランスをうまくとって処方する必要があります。ただ、眼鏡店の技術には差がありますので、うまく処方されず過矯正や矯正不足の状態が起こることがあり、その状態で見続けると、自分の力で見よう見ようとする作用が常に働きやすいので、目も非常に疲れやすくなってしまいます。
このように乱視は見づらいうえに疲れやすいという、ややこしい特性を持っています。きちんとした検査で、レンズ補正することによって、見え方も目の疲れだいぶ楽になることでしょう。
夜、外に出て月を見るという簡単なチェックですから、みなさんも是非やってみてくださいね。
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