【ビジョンケア】
物が見えにくくなった時の表現は、人それぞれです。今回は、『ダブって見える』という感覚を持った方にぜひ見ていただたい情報です。
基本的にダブって見えるということは、2つの映像を1つにできていない状態です。その原因は、主に2種類!それが、今回ご説明する【乱視と複視】です。
この2つの症状は、原因も症状も対処法もそれぞれ全く違うのでよく確認してみてくださいね!
■乱視の原因
乱視は、目ん玉の一番外側にある“角膜”に異常があるか、もしくは”水晶体”という目ん玉の中にあるレンズに異常があるかどちらかです。(先天性の場合もあります。)
簡単にいうと、目ん玉1つが本来一箇所に集めないといけない光を集められていない状態です。
(!!) 片目でみた時でも、同じ症状です。
■乱視の症状
モノがダブって見える。にじんで見える。(表現は人それぞれですが)
ボヤけるという表現をする方がいるのは、乱視といえども、それは近視系の乱視か遠視系の乱視だからです。
簡単にいうと、部分的な近視もしくは遠視です。
■乱視の対処法
メガネでの矯正 → ◯
コンタクトレンズでの矯正 → ◯
屈折矯正手術 → ◯
※メガネの場合、乱視があるからと言って、その乱視をわざと完全に矯正しない場合があります。見え方に違和感を防ぐためです。
※屈折矯正手術をご検討の際は、必ず近くの眼科さんにご相談ください。
■複視の原因
複視は、目の周りの筋肉のバランスが崩れることで、本来は片目ずつからの映像を1つにするべき”融像”ができていない状態です。
簡単にいうと、両目からの映像を1つにしきれていない状態。
複視にも様々ありますが、「斜位」の方が多いと言われています。
(!!) 片目でみた時は正常。ただし、乱視などの屈折異常がない場合。もしある場合、メガネ等で乱視を矯正しても両目でみるとダブる。疲れる状態。
■複視の症状
モノがダブって見える。にじんで見える。(表現は人それぞれですが)
お仕事を続けていて、夕方くらいになり疲れてくると症状が出る場合もあります。目の位置が定まりにくくなり、思わず片目で見てしまうという方も多くいらっしゃいます。
・片目で見る
・人混みに疲れる
・球技が苦手(距離感が合わない)
・体がだるい
複視の症状は、近視や遠視または乱視や老眼などメガネやコンタクトレンズで屈折異常を矯正しても、症状は起こってしまいます。
なぜなら、残念ながら一般的な技術ではないため、取り組んでいない眼鏡店も多いからです。
■複視の対処法
メガネでの矯正 → ◯
コンタクトレンズでの矯正 → ×
屈折矯正手術 → ×
※一般的な眼鏡店では対応してくれない場合が多いのが現状です。近くの眼鏡店か全国の検査可能店舗からお探しください。
あなたの日々の疲れは、あらゆる原因があるかと思います。
その解決法として、あなたの目をもっと大切に考えてあげてくださいね。
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