私は小学生の頃から周囲の人に、よく「どこ見ているの?」と言われていました。
自分ではその人を見ていると思っていたのに、実際は両目の視点が合わないので、どこを見ているのか分からなく見えていたようです。それから大人になっていくにつれて、段々と物が「二重」に見え「距離感が掴みにくく」なりました。健康診断などの視力検査では、左右の視力のバラつきが大きいという結果が出ましたが、ただ「斜視」や「乱視」なのだろうと勝手に思っていました。
しかし、働き始めても会社の同僚に「どこ見ているの?」とか、先輩には「ちゃんと目を見て答えなさい」と言われつ日々。。。自動車の運転中なんて距離感が掴みにくかったり、物を取るときに空振りしてしまったりと、毎日の暮らしに悪影響が増えていきました。そうやって悩んでいるとき、技術が高いと言われている地元のメガネ店にいき検査を受けてみると「立体視ができていない」と言われたました。そして、その眼鏡士の方に勧められて、眼鏡に「プリズム」を入れてもらうことになりました。
そうしたら、そのメガネをかけて初めて視界の物が立体的に見え、疲れ目もひどかったのですが、それも無くなりました。
今では、3D映像を見ても「わからなかったり」「どこを見ているの?」と言われることも少なくなりました。
あの時に、このメガネ店に相談して本当に良かった。そして、真摯に話を聞いてもらい、今こうして不便なく生活できることに本当に感謝しています。